「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」 Netflixで配信中 感想や小ネタまとめてみた
( 出典: https://eiga.com/movie/90686/special /)
「映画ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」がNetflixで11月22日から配信中です。Netflix以外のPrimeVideoやU-NEXTといった映画配信サービスでは見ることができないのでご注意ください。Netflixでは、現在ハーレイクインの他に「シャザム!」「バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生」が配信されており、DCEUの作品が3つ見られます。
ハーレイクイン はDCコミックスのキャラクターであり、スーパーヴィランという位置付けになります。アニメやコミックスでは赤と黒の市松模様のコスチュームを着用しています。コミックスではジョーカーの恋人で、ジョーカーと共謀して犯罪を犯していきます。バットマンの活動拠点であるゴッサムシティで生まれ、ゴッサムのアーカム精神病院に勤務します。そこで担当患者であったジョーカーと恋に落ちます。今作ではジョーカーと破局したハーレイが失恋から吹っ切れようと奮闘しています。ジョーカーとハーレイが出てくるのが映画「スーサイド・スクワッド」なので、今作を見る前に鑑賞することをお勧めします。
また映画版のハーレイ・クインはコスチュームを着ることはなく、金髪のツインテールに一部赤と青の染髪スタイルで、ガーリーな服を着ています。彼女が着ているファッションも魅力的で、まるでエルトンジョンのような80年代のスタイルも見られます。
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あらすじ
すべてを捧げてきたジョーカーと別れたハーレイ・クイン。すべての束縛から解放された彼女は、さらに天真爛漫に暴れまくり、街中の悪党から恨みを買う。そんな中、彼女は、謎のダイヤを盗んだ少女をめぐって、残忍な悪党、ブラックマスクと対立することになる。
(C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
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コミックスさながらの疾走感と爽快感
この映画、かなり面白かったです。序盤から流れのテンポが速く、中盤にかけてからのアクションシーンは曲とのマッチ感もあってとてもかっこいいです。近接格闘術が多く、シンプルにかっこいいので見応えがあります。また、かっこいいだけでなく、笑えるシーンも多いです。特にハイエナの名前がバットマンことブルースウェインの名前と同じブルースってのが皮肉が効いてて好きです。あと、ハントレスというクロスボウを武器に戦うキャラがいて、幼少期に家族を惨殺されているっていうかなりシリアスな過去を持っているんですけど、キャラが厨二っぽくて可愛いです。決め台詞を鏡の前で練習するとかね(笑)。
ただひとつ微妙だった点をあげるとすると、悪役のキャラが薄かったことですかね。人に裏切られることを恐れていて、精神的な脆さを持っている印象でした。
ハーレイを含め女性チームは一人一人キャラが立っている印象でした。そこは丁寧に描かれていてよかったです。
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BIRDS OF PREYとは?
BIRDS OF PREY (バーズオブプレイ)とは今作で登場する女性チームです。
今作のメンバーはブラックキャナリー、ハントレス、レニー・モントーヤです。
コミックスではメンバーが少し異なります。
今作のバーズオブプレイのメンバーも原作では少し設定が違い、例えばブラックキャナリーはグリーンアローというDCコミックスのヒーローの恋人だし、ハントレスはスーパーマンやバットマンが所属するジャスティスリーグに所属したこともあります。復讐のためには殺しも厭わないやり方から殺しをタブーとするバットマンには認められていません。レニー・モントーヤはレズビアンとして描かれており、バットウーマンと恋仲にありました。
いかがだったでしょうか。他にも映画と原作との違いを探して調べてみると面白いかもしれません。